高校野球を見ながら、ふと考えた
2003年 08月 10日
昼前、のっそりと起き出す。
テレビをつけると、高校野球を中継していた。
第2試合、PL学園-雪谷。
雪谷は都立高校としては史上3校目の甲子園出場校だそうだ。
私は京都生まれの大阪育ち、兵庫在住という純度100%、
混じりっ気なしの関西人だから、
この対戦なら当然PLを応援するべきである。
それがスジっちゅーもんやホンマの話が。
ところが、ふと気づくと、雪谷に肩入れしながら画面を見ている自分がいる。
これはいったいどうしたことか。
お前には郷土愛というものがないのか?<自問
いや、そうではないのだ。
私が雪谷寄りになった原因は、「公立高校」であることが大きい。
私もまた「公立高校」の出身だからだ。
私は高校球児ではなかったが、大阪は、野球に関しては私立高校の天下。
甲子園の常連のほとんどは私立校で、
公立校が予選を勝ち抜いて全国大会に出場するのは至難の業なのだ。
おそらく東京だって事情は同じだろう。
いや、史上3校目というんだから、もっと厳しいかもしれない。
一方、PLは、大阪とはいっても南部の富田林市の学校。
大阪市内で育った私にはあまり親しみのない土地。
加えて、甲子園におけるPLは、大阪というより全国区。
だから、どうも「おらが代表」という気分になれないのだ。残念ながら。
いや、それでも、小学生の頃に見た「逆転のPL」には夢中になったし、
同世代の桑田・清原時代や、立浪・片岡の春夏連覇の時も応援していた。
今でもきっと、他県の強豪校と当たった時はそうすると思う。
人文字応援がなくなるらしいというニュースに寂しさを感じもすれば、
勝って流れる校歌なんぞ、自分の母校のより耳に馴染んでる(笑)。
そりゃそうだよ、小学生の時から聞いてるんだから。
だが、今日の私は、
それでも初出場の都立高校に感じた勝手な親近感のほうが勝ってしまった。
うむ。
つまりそれは、「属性」の問題なのだな。おそらく。
で、今日のところは「地域」より「境遇」に軍配が上がったわけだ。私の中で。
てことで次はたぶん応援するよ、PL。
監督が阪神・今岡の同級生らしいし。
テレビをつけると、高校野球を中継していた。
第2試合、PL学園-雪谷。
雪谷は都立高校としては史上3校目の甲子園出場校だそうだ。
私は京都生まれの大阪育ち、兵庫在住という純度100%、
混じりっ気なしの関西人だから、
この対戦なら当然PLを応援するべきである。
それがスジっちゅーもんやホンマの話が。
ところが、ふと気づくと、雪谷に肩入れしながら画面を見ている自分がいる。
これはいったいどうしたことか。
お前には郷土愛というものがないのか?<自問
いや、そうではないのだ。
私が雪谷寄りになった原因は、「公立高校」であることが大きい。
私もまた「公立高校」の出身だからだ。
私は高校球児ではなかったが、大阪は、野球に関しては私立高校の天下。
甲子園の常連のほとんどは私立校で、
公立校が予選を勝ち抜いて全国大会に出場するのは至難の業なのだ。
おそらく東京だって事情は同じだろう。
いや、史上3校目というんだから、もっと厳しいかもしれない。
一方、PLは、大阪とはいっても南部の富田林市の学校。
大阪市内で育った私にはあまり親しみのない土地。
加えて、甲子園におけるPLは、大阪というより全国区。
だから、どうも「おらが代表」という気分になれないのだ。残念ながら。
いや、それでも、小学生の頃に見た「逆転のPL」には夢中になったし、
同世代の桑田・清原時代や、立浪・片岡の春夏連覇の時も応援していた。
今でもきっと、他県の強豪校と当たった時はそうすると思う。
人文字応援がなくなるらしいというニュースに寂しさを感じもすれば、
勝って流れる校歌なんぞ、自分の母校のより耳に馴染んでる(笑)。
そりゃそうだよ、小学生の時から聞いてるんだから。
だが、今日の私は、
それでも初出場の都立高校に感じた勝手な親近感のほうが勝ってしまった。
うむ。
つまりそれは、「属性」の問題なのだな。おそらく。
で、今日のところは「地域」より「境遇」に軍配が上がったわけだ。私の中で。
てことで次はたぶん応援するよ、PL。
監督が阪神・今岡の同級生らしいし。
by hibinag
| 2003-08-10 18:44
| 01.日常雑記