慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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慌てふためいて

こんなサイトを見つけた。

「着メロ・ロックの殿堂」

「ロックの~」とか言ってる割には、ビートルズナンバーのみの着メロサイト。私は、着メロには興味がない、というより、ないほうがいいと思っているクチなので、ダウンロードしようとは全然思わないが、題材がビートルズとあらば黙って看過できぬ<大袈裟

自ら「マニアック」というとおり、試聴コーナーに”You Never Give Me Your Money”である。これは、事実上のラストアルバム”ABBEY ROAD”のB面に収録されている曲で、ここからほぼ最後まで疑似メドレーが展開するという意味で、ファンにとっては馴染みの曲だが、はっきり言って、ファン以外はほとんど知らないだろう。つまり地味な存在だ。起伏が激しくて、私は好きですが。

さらに”Helter Skelter”(アルバム”THE BEATLES”収録)ですか。これ、ビートルズの曲で一番やかましいんですが。しかも人気ランキング4位?(9月4日現在)。電車内で殺人事件(「補足」参照)が起きても知らんぞ(笑)。

で、なになに?
「Strawberry Fields Forever のイントロを削るのはおかしい」と指摘されたからイントロを活かしたパターンに変えた、ですと?



着メロの使い方間違ってません?



イントロに聴き入ってないで早よ電話に出ろよ!



ちなみに、このサイトでは、「デビューから解散までに発表された全211曲」とあるが、本当は213曲が正しい(よって解散後の2曲を加えると215曲)。つまり、2曲端折っているわけだ。

と思って「リスト」で調べてみたのだが、私の予想はハズれた。1曲は絶対これだと思っていた”Revolution9”(アルバム”THE BEATLES”収録)もちゃんとある! しかし、どんな着メロだよ。俺なら絶対電話に出たくない。つかそんな電話、持ち歩きたくない。(どんな曲か興味のある方は、お近くのCDショップまたはレンタルショップへ)

う~む、何だろう、省かれた2曲は?






…捜索中…






あ、なるほど。

正解は”Sie Liebt Dich”と”Komm,Gib Mir Deine Hand”。これらは”She Loves You”と”I Want To Hold Your Hand”のドイツ語バージョンです。つまり、メロは同じなわけで、そうなると、この場合は「全211曲」という解釈は正しいことに。

でも、”Komm~”の表記は間違ってるぞ<負けず嫌いか





【補足】
”Helter Skelter”の箇所の「殺人事件が起きても知らんぞ」について。

1960年代、米国のカルト教団を率いていたチャールズ・マンソンという人物がいる。彼とその「ファミリー」は、1969年夏、女優シャロン・テートらを殺害した一連の殺人事件を起こす。そして、”Helter Skelter”は、これらの事件の「動機」として取り沙汰された。ビートルズの熱狂的ファンだったマンソンは、「この曲に特殊なメッセージを感じた」らしい。

ちなみに、英国で“Helter Skelter”とは、遊園地にある螺旋状の滑り台のこと。しかし、米国では、そのような解釈はなかった。また、辞書的な意味としては「慌てふためいて」、すなわちこの稿のタイトルである。
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# by hibinag | 2002-09-04 15:28 | 05-1.Beatles

なんかダマされたような

BCCからポールのコンサートチケット確保のおしらせ。希望通り4枚ゲットできる模様。

何? これを見たら3日以内に同じ文面を10人に送れ? って不幸の手紙かい。どーしよ、俺、友達少ないのに<違うやろ

もとい。

3日以内に代金を振り込め、と。ま、仕方ないな。みんなの分は立て替えとこう。ちょっとキツイけど。

ん? チケット発送手数料1300円? これは1枚でも4枚でも同じか。じゃあ俺もちでもいいや。みんなには、飯でもおごってもらおう<そっちのほうが高くつくって

は? 再入会金と年会費に消費税しめて6210円も一緒に払え?


聞いてねえよ!


つか、会員じゃない俺んとこに、会員扱いでおしらせが来た裏には、こういうことがあったわけね。薄々感じていなくもなかったし、ま、1年間、会報とか来るんだろうから別にいいけど、あんまり入る気はないんやけどなあ。

でもしゃーないか。みんなのチケットの分もあるし、今更キャンセルってわけにもいかない。つか「お申し込み内容の変更・取消はできません」て書いてあるし。

何か釈然とせんな。ファンクラブに入るのはいいけど、そういう手口に乗らなければならないのが嫌。いいのかBCC、こんなやり方?
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# by hibinag | 2002-08-15 15:33 | 05-1.Beatles
昨日、帰宅すると、私の机の上に1通の封書が置かれていた。送り主は「ザ・ビートルズ・クラブ」。1966年、ビートルズの来日を機に結成されたファンクラブで、HPの記述によれば、日本で唯一の公認クラブ。誰が公認しているのかはよく知らないが、おそらく本国・英国のファンクラブか、「ビートルズ・コミティ」とかいう機関だろう(正式名失念)。

数年前に改称されるまでは、「ビートルズ・シネ・クラブ」と名乗っており、その名のとおり、ビートルズのプロモやライブ、映画などのフィルムをみんなで集まって見るというのが、おもな活動内容だったと何かで読んだことがある。略号が「BCC」なのは、そのためだ。HPにあるように、ビートルズおよびメンバーのみならず、関係者各位に関するさまざまな活動を行っており、最近は、少なくとも日本においてのビートルズがらみのことどもについては、かなりの影響力を持っているように見える。

さて、BCCから来た封書の内容は、ポール・マッカートニー日本公演のコンサート・チケットの優先予約のお知らせだった。

とはいえ、私はBCCの会員ではない。何で来たんやろ?

確かに、かつて会員だったことはある。最初は高校生の時。1年生の時のクラスメートだった女子生徒からBCCの存在を教えられ入会。当時は、ジョンが亡くなった直後で、他のメンバーも際立った活動をしていなかったので、BCCの活動は、「復活祭」と称した、まさに本来のフィルム上映会が専らだった。基本的に、春・夏・冬の年3回、全国数カ所で開催され、中学時代の友人Kらと、サンケイホールなどに繰り出したものだ。

しかし、高3の秋、私は2度目の年会費の更新をしなかった。おそらく大学受験を考えてのことだったと思う。ま、浪人してしまったから、あまり意味はなかったわけだが(笑)、とにかく、最初のBCCとの関わりは2年で終わった。

それから約10年後。最初の勤め先を辞め、比較的時間に余裕があった。改めて、ビートルズをしっかり聴き直してみた。そのうち、彼らの「周辺」が気になり出した。手当たり次第に本を読んだ。でも、もっと新しい情報がほしいと思った。そこでふと、BCCのことを思い出し、2度目の入会。

BCCは毎月、80ページほどの会報を送ってくる。最初に入った時はモノクロだった。途中からカラー写真がふんだんに使われるようになった。だが、当時はまだ中綴じタイプだった。それが、2度目に入った時には、無線綴じに変わっていた。

それでいて年会費は5000円ほど。とてもモトが取れているとは思えないが、私のような、情報に飢えている人間にはありがたい。ちょうど、「アンソロジー・プロジェクト」が進行中だった時期もあり、新しい情報をいち早く知ることができた。そうして得た知識の断片をつなぎ合わせて、BCC主催のコンテストに駄文を送ってみたりもした。

が、今の仕事に就いてから、会報を読む時間が次第になくなり、おそらく3年ほど前に、継続の手続きを取らず、現在に至っているはずである。(ただし、BCCのHPの会員には一応なっている。が、ほとんど利用していない)

余計な説明を続けてしまった。話題をポールのコンサートに戻さねば。

日程を見ると、大阪は11月17日、18日。日曜日があるやん!

うむぅ、これは「来い」ってことか?
呼んでますかポールが? 呼ばれてますか私?
ジャジャジャジャ~ン! と飛び出ましょうか?<魔王かよ

最新アルバム聴いてないけど(笑)。



そして、ふと思い出した。
かつて、よく一緒に復活祭に繰り出していた中学時代の友人Kのことだ。彼は昨年から今年にかけて、相次いで両親を亡くした。しかも一人っ子で、まだ独身。明るく、社交的な性格だが、それでもこの事態には参っただろう。メールで知らせを受けた時、返す言葉が見つからなかった。

Kを誘ってみよう。咄嗟にそう思った。彼は、私をビートル・ワールドに引き込んだ張本人でもある。気になりつつも、なかなか会う時間もない我々だが、ひょっとしたら、ポールが我々を再び引き合わしてくれるかもしれない。

そう思って、メールを打った。同じく中学時代の友人Cにも同報した。Cも、一緒にビートルズを聴いていた仲間の一人だ。当時、同じマンションに住んでいたこともあって、よく登下校の道をともにしたものだ。

それから、従兄にもメールで連絡を入れた。彼もまた、私とビートルズの結びつきを強くさせた一人だ。お互い家庭を持ち、子供が生まれてからは会うチャンスを逃していることもあり、これもまた、いい機会になるかもしれない。

というわけで、久しぶりに一人で盛り上がってしまった夏の一夜。そんな気分をもたらしてくれるポールおじさんって、やっぱスゴイかも。

【追記】
今日、早速Kから返事が来ていた。彼のもとにも、同じものがBCCから届いたらしい。「高校時代、入会してたから、その名簿で送ってきたんでしょう」などと書かれていた。そんなに溯ってるのかBCC。

それって、

客席が埋まるかどうか不安ってことですか?

でも、その割には、S席14000円なんですけど。


強気すぎないか、ポール?


それとも、最近の相場ってそんなもんなのかしらん? もう4年ぐらいコンサートというものに行っていない私。ちなみに最後に行ったのはエアロスミスで、お値段1万円ナリ。12年前のポールは、たしか7000円でした。
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# by hibinag | 2002-08-06 15:34 | 05-1.Beatles

ラストチャンス?

新聞に「ポール見納め? 9年ぶり来日公演」との記事。
ほう、そうなんですか。
前妻・リンダの死によって、もうツアーはやめるとか言ってたけど、
やっぱ、根っからのミュージシャンというか、パフォーマーなんやねえ。
若い嫁さんもらったことやし、老体にムチ打ってがんばりますか。

そういえば、どうでもいいが、新妻のヘザーは33歳。私と同世代。
で、ポールは60歳。私の母と同世代。
親子やん。

ついでにいうと、ポールの長女(といっても、前妻リンダの連れ子なので血はつながってない)の名前もヘザー。ややこしいぞポール。

で、どうするかなあ、ライブ。
今のところ、あまり食指は動きませんが、
大阪でやるのかあ、という思いも少々。

あと、こんな記事も。


■P・マッカートニー日本公演のウラ
5月4日のロサンゼルス公演で、ビートルズ時代の曲以外では次々に席を立ってしまう観客が多い中、日本からのツアー客30人が、最新アルバム「ドライヴィング・レイン」の曲にも総立ちで大合唱

なんだそうな。寂しい話だが、無理もないかな。
7年前、リンゴのコンサートに行った時も、空席目立ってたしなあ。
ちなみに、私、最新アルバムが出たことを知りませんでした(笑)。
これでファンと呼べるのか?
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# by hibinag | 2002-08-05 15:42 | 05-1.Beatles
皆さんは「バケツチャーハン」という食べ物をご存知だろうか?
これは、私がバケツチャーハンと出会ったことによる苦闘と嗚咽のドキュメンタリーである。


(1)
私とバケツチャーハンとの出会いの場所は北海道である。

私の高校時代の友人に、K谷というのがいる。
K谷は高校卒業後、北海道の大学に進学。
大学1年の春休み、私は彼の下宿を訪ねた。

着いた日の夜、K谷は言った。

「明日の朝、ええもん食いに連れていったる」

「なんや、ええもんて」

バケツチャーハンや」

「バケツチャーハン!?」

「そ。まあ、明日のお楽しみや」

ニヤニヤしながら、私に晩飯を抜くことを薦めるK谷。
どうやらスゴいボリュームのものらしい。
言い知れぬ不安を抱きながらも、彼に従う私。
なぜ北海道に来てまで不安にならねばならんのか。


(2)
かくして憔悴と諧謔と恍惚に満ちた夜は明けた。どんな夜だ。

K谷は学友2名を誘い、いざ店へ。
店は、これといって特徴のない普通の中華屋。
K谷はとっとと店の主人にオーダーする。

チャーハン大1つと、普通のチャーハン3つ」

って俺だけかい! 君らは食わんのかい!

どうやらほかの3人は、自分の食事のことなどどうでもいいらしく、
ただただ私の悪戦苦闘ぶりを見て楽しもうという算段らしい。
K谷はともかく、あとの2人は初対面だぞ!
ひどいや姉さん! カツオくんかい。

焦燥と狂騒と脂汗にまみれた数分間を過ごした後、
我々の前にそれはいよいよ姿を現した。


「……デカッ!


私が思わず漏らした一言を聞いて、ほかの3人が笑った。
目が「そうだろ?」と言っている。

今、私の目の前にあるもの。
それはK谷の表現を借りるなら、


子供が砂場で遊ぶときに使うバケツに
チャーハンをギュウギュウ詰めにして
皿の上に引っ繰り返したもの
(味噌汁つき)



驚いたことに、これで値段はたったの550円
ヨシギュウの特盛より安いぞ。
ヨシギュウはまだまだ営業努力が足りませんな。
※ちなみに味噌汁は普通のサイズです。


いや、今そんなことはどうでもいい。



これを食うんですか!?


私が!?




さらにK谷が無情のひとこと。

「ここのおっちゃん、残すとコワイからな。絶対残すなよ


ひえ~~~~っ!!

もはや退路は完全に絶たれた。万事休す。お父さんお母さん今まで育ててくれてありがとう。


え~~いままよ!
おもむろにスプーンをつかむ。
とりあえず食うしかない!
な~に、こっちは昨日の夜から何も食ってねえんだ。
誰もが悶え苦しんだというバケツチャーハン、絶対に制覇してやる!
やや内角からえぐりこむように…

食うべし!
食うべし!
食うべし!
食わない!
食います!
食う!
食うとき!
食えば!
食え!
五段活用してどうする。

もとい!
食うべし!
食うべし!
食うべし!
食うべし!
食うべし!
食…



なんやこれ!?



皿が全然見えん!!



(3)
食っても食っても見えてこない皿の表面。
なぜだ?
眼鏡が曇ってるから?
違う、食っても食っても底までたどり着けない!
米が減らん!
輸入自由化反対!←関係ないし

私の満腹中枢はすでに指令を出しつつあった。
「スペクトルマンニツグ。タダチニ、ヘンシンセヨ」←違

しかし、まだ半分も食ってないんちゃうか?
ヤバイっすよマジで。
もう帰らせてくれ。

が、しかし。
私の周りには悪友K谷とその友人たち。
俺が食わなきゃ、こいつらの命はどうなる?←壊れかけ
父ちゃん俺はやるぜ!←キャラ変わってるぞ






それからどれほどの時間奮闘したのか。
体中の汗腺という汗腺を開き、
漏れんばかりの勢いで消化液を分泌しながら、
私はついに完食した。

「よう食ったなあ」
「おめでとう!」
「感動した!」
3人から賞賛の声が飛ぶ。
ありがとう友よ。
我々は暴君ディオニスに勝ったのだ!←違

今までに感じたことのない種類の疲労感と達成感を胃袋に抱えながら、
我々は店を後にした。
オヤジ、うまかったぜ。
いえ、ほんとは

味わう余裕などありませんでした(泣)。



ともかく、戦いは終わった。
札幌観光にでも行くか。

「どこに行きたい?」
K谷が声をかけてくれた。
私は答えた。

「いや、ちょっと待ってくれ。


腹が苦しすぎて、直立できん



そう、私はその後しばらく、前かがみ状態で札幌の街を歩くことを余儀なくされたのだった。

ったく、はるばる北海道まで来て、何をやっているのか。



文中、K谷くんやその学友たちのことを意地悪な人たちのように描いていますが、
ほんとはみんないい人です。K谷くんは、すごく心のあったかいヤツです。
でなきゃ、わざわざ北海道まで遊びに行ったりしません、って何でフォローの文字がこんなに小さいのよ(笑)。

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# by hibinag | 2002-04-26 23:46 | 01.日常雑記