慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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カテゴリ:03.主張( 36 )

騙されちゃいけない

昨今の消費者問題について、非常に示唆に富む記事を見つけた。
リンクを張るが、一般新聞社のサイトのため、いずれリンク切れになる。
よって、ちょっと長いが全文引用する。
なお、太字は私の独断によるものである。
テストに出るので、よく覚えておくように。何の?



■記者の目:消費者は甘やかされる存在なのか(毎日新聞・中村秀明)
福田康夫首相が打ち出す「消費者行政の一元化」を具体的に検討する
有識者会議が初会合を開いた。あいつぐ食の偽装などを受け、
いくつかの省庁にまたがる消費者行政を一本化するという。
「目指す方向は歓迎する」との評価もあるが、私は基本的な発想に疑問を感じる。
いま必要なのは、消費者をますます無責任で無防備な存在にしてしまう「保護」ではなく、
役割と影響力を「自覚」させること
だ、と思うからだ。

そもそも、行政組織を一元化すればうまくいくという考え方はおかしい。
とうに担当の役所が一元化されている年金制度や薬事、環境、税制などが
どれだけうまくいっているのか。自民党消費者問題調査会の後藤田正純事務局長は
「これがあればギョーザ中毒事件も、薬害肝炎も、英会話学校NOVAの問題も起きなかった」
(3日朝刊「闘論」)と語るが、「後手後手」「怠慢」といった機能不全の原因を、
役所の組織形態や権限の切り分け方に求めるのは筋違い
だろう。

それだけで消費者庁構想は、選挙目当ての政策と片付けるべきだが、
民主党も国会指名による「消費者保護官」の創設を言い出した。
与野党そろって、消費者にすり寄る姿勢には違和感がある。
消費者はそんなに偉いのだろうか、甘やかす存在なのだろうか、と。

米国のラルフ・ネーダー氏が自動車会社の安全軽視を糾弾した60年代や、
官僚から消費者運動に転じた竹内直一氏が日本消費者連盟を作った70年代。
消費者は社会制度の、経済構造の不可欠な一員であることを訴え、
世の中を変えようと働きかけた。
不正を告発するには、専門知識も含め勉強が欠かせなかった。

ところが80年代の半ば、「消費者ニーズ」という言葉が大手を振り始めると、
おかしくなった。消費者は学ばなくなったし、
買うという行為以外で働きかけなくなった。
生産者の側に、ニーズをくみ取ることが求められ、
できないのは努力が足りないとされたからだ。
生産者はニーズを「安い」「便利」「手軽」に単純化し、
消費者を「神様」「王様」とおだて、わがままを増長させた。


減反を進めてもコメが余り、食料自給率が40%を切った理由は、
「日本人の食生活の変化」「経済の国際化」と言われる。
だが、実際は社会全体が「消費者ニーズ」に必死で応え、
やりすぎのレベルまで突き進んだ結果
とは言えないだろうか。
中国製ギョーザの農薬混入は怖い話だが、
1500キロ離れた外国の工場で半年以上も前に製造され、
冷凍保存した食品を口にすること自体、無理がすぎるというものだ。

食品だけではない。再生紙の偽装も、消費者に問いかけている。
古紙配合率を実際よりも高く偽った理由を問われ、
製紙各社は「顧客の求める品質が保てなかった」とうなだれた。
ニーズを満たす技術を開発できず、安易な表示偽装に走った。
では、各社が正直に申し出た時、消費者が望む白さや印刷の鮮明さ、
丈夫さがなくても、「環境を守るために受け入れる」と言えただろうか。

途上国の劣悪な労働条件下で製造された商品を排除する「フェアトレード」や、
生産地から食卓まで食料を運ぶエネルギー消費を問う「フードマイレージ」に、
関心のある人はどれくらいいるだろう。
「個人の消費行動が企業や社会に影響を与え、動かすことができる」と考える人は?
企業に「需要があるのでそうせざるを得ない」「消費者の意識はそこまで高くない」
とか言われていることを思えば、消費者は買うだけの無知な存在と
見くびられているのかもしれない。


福田首相は「生産者重視の行政を消費者重視に転換する」との主張を
就任後から繰り返している。この場合の生産者とは、大企業経営者か、
それとも農家、漁師、近所の商店主、町工場の経営者なのか。彼らは敵なのだろうか。
生産者と消費者を対立の図式に置き、敵意をあおる人こそ、敵なのではないかと思う。
むしろ、今ほど、消費者と生産者とが手を結ぶことが求められている時代はないのではないか。

九州で農業を営む作家の山下惣一さんは著書「農家の主より消費者へ」で、
「消費が生産をつくるのである。その逆ではない」と書き、
農業がゆがんでいるとすれば、それは消費者のゆがんだ欲望のせいだ、とも指摘した。
1990年のことだ。時間をむだにしたかもしれないが、まだ遅すぎることはないとも思う。
本当の「神」や「王」なら保護はいらない。
その名にふさわしい自覚と賢明さこそが必要なのではないか。




筆者のいう「80年代の半ば」以降の「おかしくなった」現状を考えると、
ここに書かれている消費者としての行動の実践は、そう簡単でない部分もあると思うが、
少なくとも消費者としての自覚と責任を持つべきという主張は納得がいく。
どこに責任があるかは、ここではあえて考察しないが、
我々消費者があまりに無防備であることは否定できない。

この記事にある様々な偽装問題は、明らかに行為者の失態ではあるが、
問題そのものとしては、実は表層的なものだ。
なぜ彼らは誤魔化すのか? 誤魔化さねばならないのか?
そのことを我々は、少し頭に置いておいた方がいいような気がする。

昨今横行する詐欺行為などは、表示偽装などのはるか上をいく悪行に思えるが、
人を騙すという点では同一線上であり、行為者が大手や老舗である分、
過去からの遺産としての「信頼」というコーティングで余計見えづらいことを考えると、
ある意味ではもっとタチが悪いとも思えてしまう。
しかし、いかにも怪しそうな、そしてこれだけ社会問題になっているにもかかわらず、
いわゆる振り込め詐欺やマルチ商法の類に引っ掛かる人が後を絶たない。

そこに共通するのは判断基準の甘さ、あるいは無知ではないか。
「そんなうまい話があるわけがない」
「こんな安い値段で、こんな高級食材が手に入るはずがない」
こんなふうに、ちょっと疑ってかかってみることは、
もはや私のような「黒い」人間にしか無理なのだろうか?
筆者のいう「専門知識も含め」た「勉強」などしなくても可能だと思うのだが。

詐欺も偽装も、結局は我々の脇の甘さを突かれているのだと思うと腹立たしい。
「そう簡単には騙されへんぞ」というほんの少しの意識が、
消費者としての「自覚と賢明さ」の第一歩ではないかと感じる。


しかし、引用も含め、随分長く書き過ぎた。
まあ、バレンタインデーに相応しい硬派な話題ではあったな(笑)。
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by hibinag | 2008-02-14 12:53 | 03.主張

このユル過ぎる世界

今日も新聞から引用。
記事っつーか、コラムなんだけど。


■記者ノート:PTAでも(毎日新聞)

親たちの身勝手さは、やはり深刻らしい。

東京都の中学校でPTA役員を務める知人が嘆いていた。
今年度も新しい役員を選ぶことになった。
立候補したり現役員の推薦に応じる親はなく、くじ引きで決めることになった。
すると母親の一人が訴えた。
「仕事があるからくじに当たっても絶対に引き受けられない」

今では多くの母親が仕事を持ち、PTA役員を断る理由としては、認めてもらえない。
くじ引きの結果、運悪く、その母親が引き当てた。
それでも涙声で「なんで私なの。当たってもできないんだからっ」と言い張った。
結局、別の人が引き受けるはめになった。

過去、役員に選ばれても出てこない無責任なケースもあったという。
PTAのあり方に不満もあるだろう。
しかし、保護者としてふさわしい振る舞いが必要だ。

知人は「『仕事』もあやしい場合がある。テニス教室など趣味には時間を使うのに
学校には文句ばかり言い、何もしない。トホホな親が増え困る」と訴える。
「非常識」の波は教師だけでなく、同じ親たちにも押し寄せている。



サンが通っている小学生でも、PTA活動はもちろんあって、
妻は何やら役を引き受け、週に1回ぐらいのペースで学校に行っているようだ。

聞けば、「1回引き受けておけば、後は卒業まで免除される」のだそうで、
今のうちにやっておこう、という計算も働いたようだが、
ともあれ、自ら手を挙げた以上、積極的に関わろうとしているのが分かる。
おかげで、妻を通して学校の様子をそれなりに知ることができ、私としてはありがたい。

しかし、中には、この手の活動に参加することを頑なに拒む人もいる。
先に引用したような「仕事」とか、下に小さな弟妹がいる場合の「育児」とか、
やむを得ない事情を抱えているケースもあるが、
性格的に馴染めないとか、面倒だからとか、超パーソナルな理由の場合もあるようだ。

私も、どちらかと言えば面倒くさがりで、避けて通れるならそう願いたいクチだが、
そうは言っても、どうしても引き受けざるを得なくなる状況というのはあるもの。
そんな場合は、仮に渋々であったとしても、やらなきゃならない、とは思っている。
そういう覚悟、と言うと大袈裟かもしれないが、そんな感じの意識は、
普通の人なら、ある程度は持ち合わせているものだろうと思う。

先のコラムで言うなら、「くじに当たってしまった」状況が、まさにそれ。
ここまで来たら、さすがにもう引き返せないと思うのが、ごくごくノーマルな感覚だ。
と思っていた。

そうした「覚悟」と同時に、人には「恥を知る」という「美意識」があるべきで、
こんなことをしたら(言ったら)恥ずかしい、人にどう思われるだろうか、
という身の律し方というものが、本来あるはずだと思う。
いい意味で、適度に他人の目を気にするという所作があってしかるべきで、
それがなくなったら、極端な言い方をすれば、社会の秩序なんて壊れてしまう。

「仕事があるから引き受けられない」と主張すること自体は、別に間違ってはいない。
しかし、消極的にであっても、「くじを引く」という行為に至った以上、
そして、「運悪く」当ててしまった以上、その結果に潔く従うのが道理ではないか。

本当に抜き差しならない理由で、どう考えても無理だというのなら、
この母親は、くじ引きに参加する前に他の父兄を説得しなければならなかった。
「負けたから、この試合は無効」などという愚かな主張を、誰が聞き入れるのだろう?
そんなのが許されるのは、コンピュータ相手のゲームぐらいだよ。

私自身、あまりエラそうなことを言えた義理ではないけれど、
他人の目を気にし過ぎない人が、本当に多いと感じる。
往来の真ん中で立ち話に興じる奴、ケータイメールをしながらのろのろ歩く奴、
人の通り道に座り込む奴、電車が駅に着いてもドアの前に立ち続ける奴…。
おそらく誰もが、日常的に目にする寂しい光景。

せめて公共の場にいる時ぐらい、もうちょっと周囲の目を気にしようよ。
マナーとか潔さとかって、そういうところから始まるものなんじゃないのかなあ。
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by hibinag | 2007-07-23 23:53 | 03.主張
少し前の話題だが、前からちょっと気になっていたことを。

全国高校ラグビーで優勝した東海大仰星高校。
終盤、リードを広げた時点で、4日前の試合で骨折したレギュラー選手が出場した。
以下、大阪日刊スポーツより引用。


3日の準々決勝長崎北戦で右足首を骨折したWTB北野が、後半ロスタイムに途中出場した。
右足はスパイクごとテーピングで固定。左足で踏ん張りながらピッチへと飛び出す姿に観客も
驚いたが、北野は「みんなが出してやるって言ってくれたんで、それを信じていた。夢が叶った」
と仲間に涙ながらに感謝。土井監督も「高校教育の一環として出してやりたかった。勝負には
厳しさも必要だが、愛情で育てるのもいい」と言葉を詰まらせた。



頂点への道半ばで不運に見舞われた主力選手。
高校最後の試合でもあり、優勝を決める瞬間にグラウンドに立たせてやりたい。
その気持ちはよく分かる。

つづき。。。
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by hibinag | 2007-01-12 22:44 | 03.主張

種を蒔くな

女性専用車両については以前、
「痴漢撲滅の根本対策にはなり得ない装置」という私見を書いた
が、そんな議論の段階はとっくに過ぎて、
どこもかしこも導入してしまっているわけで。

だからもう、女性専用車両の是非そのものは端に置くが、
そのせいで結構迷惑しているんですよ、という話。

その現場は通勤途上に乗り換えるホームである。
いつも使っている改札口はホームの中央付近に近い。
で、その辺りに女性専用車両が停まるという位置づけになっている。

これが困るのだ。
私は、下車駅の改札口の都合上、列車の前の方の車両に乗りたい。
で、そのためには、女性専用車両の停車位置で待つ女性の列の
向こう側へ通り抜けなければならないわけだが、問題はその列だ。

2列縦隊で整然と並ぶのはいいが、それがやたら長い。
ホームの後ろの壁にまで達してしまっている。
で、その列が少し蛇行して、改札口のすぐ前まで伸びているのだ。

というわけで、当然、改札口付近に人が溜まる状態になる。
女性専用車両の列に並ぶ人と、その向こう側へ行きたい人が重なり合い、
押し合いへし合いという状況が、毎朝毎朝繰り返されているわけです。

さあ、ここからが本題です。つづき。
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by hibinag | 2006-07-12 12:52 | 03.主張

重いですか?

さっき、ここの投稿を読んでたんだけど、
「エキサイトのブログは重い」と嘆く人多数のようで。

私自身はあんまり感じたことがないんですが、どうなんでしょ?
ここのブロガーじゃない方、見るとき重くて困ったとかいうの、あります?
てか、記事投稿が重いってことなのかなあ?

しかし、上のリンク先のコメント欄では、えらい評判悪いですね、ここ。
まあ、大半は文句があるから書いてるわけで、
それをもって「評判悪い」っていうのは早計かもしれんけど、
オレは今んとこ、イヤな気はしないんだけどなあ。

てか、イヤなら引っ越せばええのに。
とか言ったらアカンのやろか?

オレの場合、最初、ブログを立ち上げようとした時、
たまたまHPまがいを無料で作っていた縁で、gooでやろうとしたんだけど、
どういうわけか思うように動いてくれなくて、速攻で解約しましたよ。

今思えば、マシン(つかOS)のせいであった可能性が極めて高いんだけど、
とにかく、タダでサービス提供してくれてる業者に多くを望むべきじゃないよね。

長く使ってるユーザーの中には、「昔はもっと良かったのに、
PCの使い方もよく分からない連中が余計なことするからおかしなことが」
とか言いたい人もいるんだろうけど、
結局、自分も「与えられたサービス」に乗っかって遊んでるわけだしね。

ま、何しか、この手のものに関しては、気に入らないなら黙って撤収。
これがオレの基本。
利用者がなくなれば、結局、提供者も困るわけだし。

てなこと書いてたら、荒らされたりしちゃうのかしら(キャッ!)←やめレ
つーか、そんな心配するほど読まれてねーって(笑)。
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by hibinag | 2006-05-26 15:00 | 03.主張
またライブドアに絡んでしまうわけだけれども。
ここんとこ、ずーっと気になってた言葉がある。

「法的には問題ない」

企業買収の一連の動きで堀江氏が連発していた言葉。
今回の報道でも再三出てくるが、これ、何もホリエモンの専売特許ではない。
耐震データ偽装事件でも、悪さしたおっさんらがよく言ってるし、
そもそも小泉首相が大好きな発想がこれ。
靖国問題しかり、自衛隊イラク派遣問題しかり。

「戦争で犠牲になった方々に哀悼の意を表して何が悪いのか」とか。
「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域」とか。
言ってて自分で笑いそうにならないのかなあ、と思ってしまう。

昨年の選挙で堀江氏を応援したことについても、武部あたりが
「党としては公認も推薦もしていない(から関係ない)」と
わけの分からないことを平然と言う。
ああ、やっぱりこのおっちゃんには無理だわ、とか思ってしまう。

で、大元はここじゃないかというのが米国なわけで、
「(イラクで)核兵器がまだ見つかっていないからといって、
核兵器がないという確証にはならない」というブッシュの発言はお馴染みだし、
今、世間を賑わしている「それ見たことか」のBSE問題でも、
輸入再開された米国産牛肉に危険部位の脊柱が混入していたことについて

「自動車事故に遭う確率の方が、牛肉を食べて害を受ける確率より高い」
「混入は例外的な事態。例外的と言える証拠はないからだ」

などと、米農務次官がシレッとお答えになる。
何だよお前、そんなこと言いに日本に来たのかよ。ってなもんで。

表現の違いこそあれど、要するに、この世の中は詭弁に満ちている。
詭弁社会。
論より詭弁。
詭弁が通れば道理が引っ込む。
ハイスクール詭弁組。
8階催し物会場で「え? 詭弁フェア」開催中。
やっぱ釜飯は横川だよね。じゃなくて。


「法的には問題ない」

これ、村上ファンドのおっさんもよく言ってますよね。
去年、阪神球団株上場問題の時に別館で少しイジッたんだけど、
「ファンの声を聞きたい」と言っていた割に、
ファンのほとんどが賛同しないどころか、ウザイと思っていたのは、
例の発言と、その裏に透けて見える思考の原理を通して、
それが心にもないことであるのを看破していたからに違いないわけで。

ま、真っ当な神経の持ち主なら、
「ルール違反ギリギリのことをやってますよ」
と脳内翻訳機が自然に動作するってことですわ。

「心ない感じ」って、すぐにバレるのよ。
「人の心はカネで買える」なんて本気で思ってる人は
カネで心が動く人としか付き合ってこなかったのね、きっと。

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by hibinag | 2006-01-25 13:38 | 03.主張

特別な日

昨日、仕事帰りに駅近くのグラウンドの横を通った。
それはいつもの通勤路であり、少し早めの時間帯なら、
照明の下でラグビーやサッカーの練習が行われている。
休日の昼間には少年野球の試合があり、子供たちと、
それを応援する大人たちの歓声が飛び交う。

そのグラウンドに、昨夜は白いテントが立てられていた。
「ああ、そうか。今年も来たんだな」
私はそれを見て思い出す。

特別な日、というものがある。
誕生日や結婚記念日といった個人的なもの。
終戦記念日のような、社会的要素を帯びるもの。
思いや感慨は人それぞれあれど、そのような日は、きっと必ずある。

グラウンドのテントは翌日、
つまり今日行われる記念行事のためのものだ。
1月17日。
阪神・淡路大震災から11年。
少なくともこの地の人々にとって、計り知れないほど特別な1日。

経年風化が叫ばれる中、確かにその地に暮らす1人として、
私の日常からも震災の影はどんどん遠ざかっている。
正直、あのテントを見るまで、私の頭の中に震災はなかった。
(それは、私が直接の被災者ではないからかもしれないが)

しかし。いや、だからこそ。
あのテントは大切なのだと、心の底から思う。

私が現住所に住む直前、今から8年ほど前の夏だが、
あのグラウンドにはまだ仮設住宅があった。
人々の暮らしを、生命を切り裂いた歴史的な1日。
テントが立つグラウンドの風景を目にすることで、
その日付をしっかり刻み続けることの意味は、決して小さくない。
いつまでも、あのグラウンドに人々の歓声が響き合うことを祈りつつ。
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by hibinag | 2006-01-17 12:37 | 03.主張
最近、ちょっと忙しいんでサボッてますが、こんなん見つけたんで。

■駅で喫煙、警告無視し逮捕(サンケイスポーツ)
前々から散々言ってますが、駅構内の禁煙とかって、ある意味、有名無実化してる。
それは、ルールだけ決めて、ちゃんと運用しないから。
それじゃあ意味がないどころか、かえって良くない。
守らせる気がないんなら、ルールなんか作らなきゃいい。
「禁煙」のポスターのすぐ側で煙草吸ってるバカを見るたびに、そう思う。

だから、そういう意味では評価できるし、他でもどんどんやってほしいけど、
本当は警察が取り締まるんじゃなくて、ルールを決めた電鉄会社がやるべき。
で、トラブルになった時に警察が登場するのが筋じゃないのかなあ?
それじゃ遅いのかもしれないけど、守らせる覚悟もないクセに、
ルールだけ決めっぱなしにしてイイ子ぶるなっつーの。

駅とか電車とか、
いわゆるパブリックスペースで自己中に振る舞うヤツは、ほんとに多い。
今朝もふと思ったんだけど、通勤時にイヤな目に遇わないまでも、
そういう類いを目にしない日は、ほとんどない。
こんなのが正常な社会なのかと、すげー疑問に思った。

先日も、仕事関係の人と話してたんだけど、
かなり大きな問題は「ヘタに注意できない現実がある」ってこと。
私は、どちらかというと言いたい方なんだけど、妻からはクギを刺されてる。
逆ギレされて、ヘタすりゃ命を奪われかねない世の中だからね。
実際、理屈の通らない相手だとどうしようもないし、そういうヤツ多いし。

と言いつつ、昨日だったか一昨日だったか、
電車の座席にゴミを残していったクソ男がいて、
そいつに言うタイミングを逸したんで、その連れに注意したら、
情けない顔して、そのゴミを拾って降りていったけど、
連れも気の毒っちゅーよりお前が注意しろっていうか、
頼むから俺の前でそういう不愉快なことはするなと。

ああいう人種が増殖の一途ってのは、やっぱ教育だよなあ。
学校じゃなく、家庭のね。

だからね、ルールやマナーを守らないヤツには、みんなで教えてやらないと。
差し当たり、
通行人で溢れる場所をケータイ見ながら歩いてるヤツとか、
駅に着いたのに電車のドアの前で踏ん張ってるヤツとか、
往来の真ん中で無意味にたたずんでるヤツとか(待ち合わせは他でやれ)、
エスカレーターで他の人と反対のサイドに立ってるヤツとか、
階段で座ってるヤツとか、
改札口の前で切符を探して後ろに行列を作っちゃうヤツとか、
そういうヤツらは後ろから蹴ってもいいとかいうルール、作ってくれん?
別にヒザカックンでもいいけど、それは昔1回書いたしなあ。

はあ、忙しくて荒んでるな俺(苦笑)。
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by hibinag | 2005-11-17 23:43 | 03.主張
今日、ブロ友のキリやんことkirikaze02さんから
「映画バトン」なるものが送られてきた。

あ、「ブログ友達」ね、「ブロ友」。
つーか学生さんつかまえて「友達」て?
まあええか<いいのか

もとい。

ぶっちゃけ、意味がわからんかった。
で、彼のブログを見に行ったら、好きな映画とかを紹介していた。

はあ、こういうの「バトン」てゆーのか。
いや、マジで初めて聞きましたわ。

他のブログもいくつか見に行ったら、ブログ界では流行っているものらしい。
「バトンはブログの文化」なる記述もあった。

そーなのかー。
てことは流行に乗り遅れてますか私。
まあ全然気になりませんけどね(笑)。

てか、キリやんには悪いけどノれないなあ、こういうの。
彼んちで「不幸の手紙?」と冗談ぽく書いてきたけど、
正直、新手のチェーンメールに見えちゃったよ。

ボケ倒して止めちゃおうかな、とも思ったが、
それはかえってマナー違反になるのかなあ、とか、
ブログ歴2カ月未満の新参者としては、イマイチ判断がつかない。
よって、申し訳ないけどスルーさせてもらいました。

まあ、楽しんでる人のことをとやかく言うつもりはないし、
それ自体を誉めも謗りもしませんが、私は基本パスかな。
ただ、そういうものがあるということを知れたという意味では
いい勉強になりました。
うむ、また1個賢くなったぞ俺(笑)。
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by hibinag | 2005-10-20 23:56 | 03.主張

知恵故障

■明徳ナイン泣きながら帰郷…前代未聞の夏の甲子園辞退

1日出遅れたので、巷間で言われていることはいちいち触れないが、
大人たちの事情の犠牲になった高校生たちが気の毒でならない。
明徳だけなく、代替出場の高知高校も、対戦相手の日大三高も。
あるいは、開会式のリハーサルで一人で歩かされた女子高生も(下の写真)。

しかし、暴力沙汰はともかく、喫煙した部員はバカの極致。
いや、暴力はそれ以上にダメなんだけど、
これはむしろ話にならないから言っても仕方がない。

同様に喫煙も、法的には禁じられているわけだし、
発覚したら言い訳はできないわけだが、問題はそこだ。

つまり、寮のボイラー室に吸い殻捨てたら、そらバレるやろ、と。
で、バレたらどうなるか、わからんのかい、と。

もちろん、私は未成年の喫煙を擁護するつもりはない。
だが、好奇心だか何だかで吸うにしても、もうちょっと考えろと。
この日記でも時々書いていると思うが、これこそ想像力の欠如なのだ。

逆に言えば、そんな想像力も働かんヤツが、
エラそうにタバコなんか吸うな
ってことだ。
やってることもイタイが、バレ方もイタすぎる。
しかも、そんなのが11人(以上)もいるってことやろ。
カッコ悪すぎるわ。情けない。
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by hibinag | 2005-08-05 21:11 | 03.主張