慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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責任を果たせないなら、やるんじゃねえよ

■後期高齢者医療制度:補選苦戦で「小泉さんが説明して」(毎日新聞)

  「制度を導入した小泉(純一郎元首相)さんらが自ら説明すべきだ」

  自民党総務会で22日、後期高齢者(長寿)医療制度への反発で衆院山口2区補選の
  候補が苦戦していることについて、制度導入を決めた小泉氏と竹中平蔵元経済財政担
  当相が応援に入り「説明責任」を果たすことを求める声が相次いだ。

  口火を切ったのは、加藤紘一元幹事長で、「福田康夫首相や伊吹文明幹事長は制度導
  入当時の首相や幹事長でない」と現執行部をかばい、両氏の応援を求めた。高市早苗
  前少子化担当相も「同じ思いだ」と続けた。

  小泉氏の国民的人気は衰えず、地元県連も応援を要請中。伊吹幹事長は総務会で「相
  談してみる」と引き取ったが、小泉氏本人は今回の山口2区補選の応援には消極的な
  姿勢を崩しておらず、実現は難しそうだ。


  (以上、リンク切れに備えて引用)


政治家というのは、本当におかしな理屈を考える人種だなあ、とつくづく。
しかも、それを恥ずかしげもなく披瀝しちゃうんだから笑える。
もちろん、それは失笑の類なんだけど。

この記事が正確なものだとして、加藤サンの言い方だと、
現執行部は後期高齢者医療制度について何の責任もないような口ぶりに聞こえる。
が、その政策を引き継いで実施した以上、現執行部の責任は免れようもない。
従って、小泉サンを持ち出すまでもなく、首相や幹事長が説明できなければならない。

説明責任というのは、この場合、その制度を執行するにあたって
国民が納得して事を運べるようにするためのプレゼンテーション責任に他ならず、
それは他の誰でもなく、現執行部が負うのが当然なのではあるまいか。
そもそも、自分で説明できないような制度なら、実施すべきではないだろう。

というわけで、改めて言うまでもないことだけど、加藤サンあたりは
選挙戦で不利になっている要因である同制度は、小泉政権から押し付けられたものであり、
今の執行部は困っているんですよ、ということがアピールしたいのだと邪推できる。
さらに言えば、そんな理由はどうでもよくて、要は小泉サンを引っ張り出したいだけなのだ。
なぜだか分からないが、いまだに続く根強い小泉人気にすがりたいだけなのだな。
選挙に勝つためになりふり構っていられないほど追い詰められているわけだ。

てか、「決めた人が悪い」と言わんばかりのこの主張、
口に出した瞬間に、そもそもの前提がおかしくなってしまう。
つまり、そんな犯人探しをしなきゃならない悪い制度だと思っているのなら、
実施に移さなければよかっただけのことじゃないのか。
何か、やっちまったそばから見直しだとか言ってるあたりからして、すげえ違和感だし。

政治家ってのは、自らの責任で先を読み、手を打っていくのが本来の仕事だろ?
ところが、今現在の空気も読めないからって選挙応援を拒否られた人が首相だよ。
そんでもって、「彼は悪くないねん。前の人が悪いねん」みたいな言い草。
さすがに勝算度外視でクーデターを起こそうとしただけのことはあるなw

真意は違うと言うのかもしれないが、私が無理に曲解しているとも思わない。
そんな伝わり方になっている時点で、政治家としての能力に疑問を感じてしまうよ。
別に加藤サンが特に嫌いなわけじゃないし(もちろん好きでもないが)、
彼一人を槍玉に挙げる意図もないけど、こんな人らに日本を任せといていいのかねえと
改めてやり切れなさを感じてしまった蒸し暑いウェンズデイ・モーニングだよ。
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by hibinag | 2008-04-23 12:26 | 02.一般ニュース