慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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こんな不幸な偶然を呪わずにはいられない

■「泥棒でもするんかと言われ…」キタの殺人事件で男逮捕(朝日新聞)

梅田のDDハウスで先週起こった殺人事件の犯人が自首、逮捕。
事件以来、何となく公衆トイレに入りにくいようなイヤな感じがあったが、ちょっとホッとした。

「イヤな感じ」の要因として、犯人が捕まっていなかったことより、
殺人の動機・理由が不明だったことが大きかった。
人の出入りが少ないほぼ密室での「理由なき犯行」。
これはコワイ。

だから、理不尽とはいえ、「理由があったこと」に、消極的な安堵感を覚えた。
つまりそれは、ワケの分からない事件があまりに多いということの証左でもあるのだが、
それでも記事の以下の個所を読むと、残念な運命を呪わずにはいられない。


  供述などによると、加賀山容疑者は金に困り、苦しい生活が続いていた。
  事件当日はどこかに窃盗に入ろうと阪急電鉄梅田駅付近に出かけた。

  窃盗の準備をするため、駅近くのD・Dハウスの共用トイレに入り、
  バッグの中に入れていたドライバーや粘着テープなど犯行に使う道具を点検していたところ、
  ドライバーを床に落とした。この直後、偶然トイレに入ってきた森永さんに見とがめられたという。

  加賀山容疑者は「『泥棒でもするんか』と(森永さんに)言われ、
  バッグの中を見られそうになったので、胸をねらってナイフで刺して逃げようと思った」
  と動機を話しているという。



まず、容疑者はなぜ、トイレの「個室」で点検をしていなかったのか。
今から犯罪者になろうとする人間の肩を持つ気は毛頭ないが、
「偶然トイレに入ってきた」被害者が目撃してしまったということは、
洗面所など、いわゆる共用部分で「作業」していたことに他ならないわけで、
点検するだけの「慎重さ」がありながら、あまりに不用意な行動ではないか。

そして何よりも無念なのは、被害者が声をかけてしまったことだ。
被害者の人物像を知らないので想像の域を出ないけれども、
正義感が強く、かつ勇気のある人であっても、単独での行動としては危険すぎる。

先日、たまたま警察官から話を聞く機会があったのだが、
不審人物を見つけても、自分で行動せず警察に連絡してほしい、とのことだった。
昨今の様々な痛ましい犯罪を見れば、それは当然の判断だと思う。

別の記事で読んだところ、被害者は合コンの2次会中だったという。
当然アルコールも入っていただろうし、テンションも上がっていただろう。
もし、デフォルトの状態であっても、被害者は容疑者に声をかけただろうか?
そのことに思いが至るにつれ、尊い命が奪われたことに恨めしさを覚える。

【今日の関連記事】
日刊スポーツなどによると、被害者はロッテ・久保投手の義兄(奥さんの実兄)らしい。
ご冥福をお祈りします。
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by hibinag | 2008-02-09 18:54 | 02.一般ニュース