慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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ああ、逆ギレ社会

先週、自宅マンションの駐輪場に止めていた妻の自転車のサドルが盗られた。
すぐに出かけなければならなかったので、
妻は私の自転車のサドルを自分のに付け替え、急場をしのいだ。
そして後日、自転車屋で新しいサドルを取り付けてもらった。

盗られた日の、その事件が起こる少し前、
自転車で帰宅した妻は、いつも自分が止めている駐輪スペースに
自分以外の見慣れない自転車が止められているのを見つけた。

我がマンションは駅から比較的近いため、住民以外の無断駐輪が後を絶たない。
駅から遠くに住んでいる一部の不届き者が、勝手に止めていく。
これは以前からの問題であり、私も妻も何度となく管理者に対策を求め、
考えられる策を提案してみたりもしたが、なぜかこの件には腰が重く、
これまで何の手も打たれないまま放置されてきた。
おそらくそのせいで、「あのマンションは止められる」と思われているのだろう。
見知らぬ自転車による駐輪場の不法占拠は、一向に収まらない。

今回の妻のケースも、やはりそれだった。
何と、ご丁寧に、別のマンションの名前入りシールが貼られていたらしい。
ここまで来ると、つい拍手を送りたくなってしまいそうな無神経さだ。

当然の行動として、妻はその自転車を脇に除け、自分の自転車を止めた。
サドルが盗まれたことを知ったのは、次に自転車で出掛けようとした時だった。
その時、件の自転車は、そこにはなかったという。
確かなことは分からないが、その自転車の持ち主の仕業である可能性が高い。

妻は憤っていた。
その話を聞いた私も憤慨した。
自分がルール違反(他人の私有地に勝手に入り込んで無断駐輪)をしておきながら、
「勝手に除けられた(触られた)」と、それこそ勝手な理屈をつけ、
自分が止めていた場所にあった自転車のサドルを抜き、持ち去る。
これでは逆ギレもいいところだ。

最近、ニュースを見ていても、そんな事件によく遭遇する。
昨今話題のモンスターペアレントしかり、
院内暴力で逮捕されたのを逆恨みし、その病院をナイフで脅しに行った男しかり。
こういう、理屈が通らなさそうな人種の存在には、ほとほとウンザリさせられる。

結局、社会の抑止力というものがなくなってしまったからだろうな。
おそらく昔は、「ご近所の目」みたいなものがもう少し機能していて、
そんなバカなことをすれば恥をかくという暗黙の認識があったのだろう。
だから、そういう愚か者は皆無ではなかったとは思うが、
そのボーダーラインは、おそらくもっと高い所にあったんだと思う。

今の社会には、その力がない。
キレたもん勝ち。ゴネたもん勝ち。無茶言うたもん勝ち。
政治家が二言目には吐きたがる「住みやすい社会」って何だ?
そのうち、マトモな人間まで堪えられなくなってくるぞ。


【補足】
新しいサドルを取り付けたその日、自転車屋から帰ってきた妻は、
駐輪場に、あの盗られたサドルが転がっているのを見つけた。
盗られた日には、いくら探しても見つからなかったらしいから、
おそらく犯人が、処分に困って「捨てに」きたんだろう。
バカバカしい。
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by hibinag | 2007-11-19 20:57 | 01.日常雑記