喫茶店でお茶を
2003年 04月 08日
久々の東京出張。
今日は2カ所行かなきゃならない。
で、2カ所目は初めて行くところだったので、
最寄り駅に着いた時には小一時間早かったのだが、
とりあえず場所をつきとめに、雨の中を歩いた。
こういう場合、目的地がなかなか見つからずに往生することが、ままありますが、
今日は意外にもというか、すんなり発見。
まずは一安心。
が、この時点で、約束の時間までまだ30分ほどある。
いくら何でも、今から行っては早すぎる。
てことで、同行した人と喫茶店でお茶でも、ということになった。
が、その周辺には喫茶店らしきものが見当たらない。
目につくのは飲み屋さんばっかり。
ファストフードとかファミレスとかないのかよ~。
吉野家で牛丼食ってる場合じゃないし。
いや、夕方だったんで腹は減ってたけど、そんなもん食っちゃったら、
落ち着きすぎて勤労意欲が減衰するのは目に見えているわけで。
荷物は重いし、雨はだんだん強くなってくるし、参ったなあ…
と思いながら彷徨っていると、ようやく古めかしい店を一軒見つけた。
もー何でもいいや。
つか選択の余地なし。
この際、贅沢は敵だ。
欲しがりません勝つまでは
って、いくら店が古めかしいからって、そこまで溯ってどーする。
とりあえず入る。
昨今流行りのカフェとか、シアトル系とかとは一線を画した風情。
ホテルのロビーとかにありそうな、座ると体が深く沈むチェア。
ひたすら高い天井。
壁には名画然とした絵。
そこかしこに佇む裸婦像。
店の中央に設えられた「泉」。
その中を悠然と泳ぐ鯉。
そこはまるで、
高度経済成長真っ只中の華やかな時代に咲き誇ったサロン。
それは大人たちの社交場。
紳士淑女が集うハイソな空間。
お客様、当店はジーンズ、スニーカー、ルーズソックス、
ミュールでは入店いただけません。
茶髪、ピアス、タトゥー、首に手拭いなど言語道断でございます。
スーツ、ネクタイ着用でお願いいたします。
って、もちろん高度経済成長時代がどうとか、そんなものは知りません。
つか、なんで鯉?
先日の時計屋さんみたいに、ここもまた、時間が止まっている。
しかし、こっちまで一緒に止まっているわけにはいかない。
コーヒーを飲んでいるうちに時間となった。
そろそろ行きましょう。
私たちは席を立った。
と、さっき注文を取りにきてくれたウェイターが
「すみませ~ん」と言いながら駆け寄ってきた。
何事?
「申し訳ございません。今、
お茶をお持ちしようと思っていたのですが」
は? この店では最後にお茶が出るんですか?
「はい、サービスでお出ししております」
要りません。
まったく、ここは寿司屋ですか?
つか、液体の後にまた液体出してどーする。
出すんなら何かほかのものにしたほうがいいんじゃない?
あるいは、お茶はいいから、もうちょっと値段を下げるとかさ(ちょっと高かった)。
サービスの方向性が間違ってると思うな、うん。
今日は2カ所行かなきゃならない。
で、2カ所目は初めて行くところだったので、
最寄り駅に着いた時には小一時間早かったのだが、
とりあえず場所をつきとめに、雨の中を歩いた。
こういう場合、目的地がなかなか見つからずに往生することが、ままありますが、
今日は意外にもというか、すんなり発見。
まずは一安心。
が、この時点で、約束の時間までまだ30分ほどある。
いくら何でも、今から行っては早すぎる。
てことで、同行した人と喫茶店でお茶でも、ということになった。
が、その周辺には喫茶店らしきものが見当たらない。
目につくのは飲み屋さんばっかり。
ファストフードとかファミレスとかないのかよ~。
吉野家で牛丼食ってる場合じゃないし。
いや、夕方だったんで腹は減ってたけど、そんなもん食っちゃったら、
落ち着きすぎて勤労意欲が減衰するのは目に見えているわけで。
荷物は重いし、雨はだんだん強くなってくるし、参ったなあ…
と思いながら彷徨っていると、ようやく古めかしい店を一軒見つけた。
もー何でもいいや。
つか選択の余地なし。
この際、贅沢は敵だ。
欲しがりません勝つまでは
って、いくら店が古めかしいからって、そこまで溯ってどーする。
とりあえず入る。
昨今流行りのカフェとか、シアトル系とかとは一線を画した風情。
ホテルのロビーとかにありそうな、座ると体が深く沈むチェア。
ひたすら高い天井。
壁には名画然とした絵。
そこかしこに佇む裸婦像。
店の中央に設えられた「泉」。
その中を悠然と泳ぐ鯉。
そこはまるで、
高度経済成長真っ只中の華やかな時代に咲き誇ったサロン。
それは大人たちの社交場。
紳士淑女が集うハイソな空間。
お客様、当店はジーンズ、スニーカー、ルーズソックス、
ミュールでは入店いただけません。
茶髪、ピアス、タトゥー、首に手拭いなど言語道断でございます。
スーツ、ネクタイ着用でお願いいたします。
って、もちろん高度経済成長時代がどうとか、そんなものは知りません。
つか、なんで鯉?
先日の時計屋さんみたいに、ここもまた、時間が止まっている。
しかし、こっちまで一緒に止まっているわけにはいかない。
コーヒーを飲んでいるうちに時間となった。
そろそろ行きましょう。
私たちは席を立った。
と、さっき注文を取りにきてくれたウェイターが
「すみませ~ん」と言いながら駆け寄ってきた。
何事?
「申し訳ございません。今、
お茶をお持ちしようと思っていたのですが」
は? この店では最後にお茶が出るんですか?
「はい、サービスでお出ししております」
要りません。
まったく、ここは寿司屋ですか?
つか、液体の後にまた液体出してどーする。
出すんなら何かほかのものにしたほうがいいんじゃない?
あるいは、お茶はいいから、もうちょっと値段を下げるとかさ(ちょっと高かった)。
サービスの方向性が間違ってると思うな、うん。
by hibinag
| 2003-04-08 23:40
| 01.日常雑記