慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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声に出して言われたくない日本語

先日、昼飯を食いに近所のラーメン屋へ行った。
ここのメニューは、大きさが「大・中・小」とある。並のサイズ(一玉)は「小」。



私「ラーメン1つ」

女性店員「『小』でよろしかったでしょうか?

私「…あと、チャーハン1つ」

店員「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?

私「……はい」



いわゆるマニュアル言葉の典型として槍玉に上げられる「よろしかったでしょうか?」。
以前、新聞や雑誌なんかで読んだ時は、日本語としてはヘンだけど、
そんなに目くじら立てるほどでは、と思っていたのだが、
初めて生「よろしかったでしょうか?」に遭遇して、考えが変わった。



ウザい。



何か気色悪いぞ、すっごく。
フツウに「よろしいでしょうか?」でええやないか。
なぜわざわざ過去形にする?

以前読んだ記事によれば、過去形にするのは丁寧さを込めるためらしいが、
「過去形=丁寧」って誰が決めたんや?
過去形にされても、丁寧さはいっこも感じないぞ。
むしろ、「もう変更はできませんよ。自分の言ったことに責任持ってね」と
念押しされたようにすら感じますが。

言葉は生き物だ。
新しい言葉が生まれ、あるいは消えて死語となり、
あるいは意味を違えて生き延びる。
用法・用例も同様だ。

私も一応、「言葉」を生業にしているから、
仕事で書く文章に、いわゆる「ら」抜き言葉はつかわないが、
この日記やBBSの書き込みならOKだと思っている。
国語カンケイのおエラい方々(具体的に誰かは知らん)は、
それを「言葉の乱れ」と言って嘆くかもしれないが、
言葉は生活習慣の一部であり、むしろ変化して当然。
だから、万人が認知しうるのであれば、
時代に合った多少の「逸脱」は許されていいと思う。

そんなわけで、この「よろしかったでしょうか?」も、
自分ではつかわないだろうけど、まあええやんと
文字で読んだ時には思っていた。



しかし。



実際に音で聞くと、ものすごく耳障りなのだ。しかも続けて言われると。
これはもう、理屈ではない。
だから、言ってる本人をはじめ、違和感のない人もたくさんいるんだろうが、
私は生理的に不快だった。
「お嬢さん、その言葉づかいはおかしいな。正しくはね…」
無駄に手取り足取りして教えたくなる<ヲイ



食い終わって席を立つ。
「ありがとうございました~」と言いながらレジに来たのは、例のお姉ちゃん。

「997円になります」

私は黙って1000円札を差し出す。

「1000円からでよろしかったでしょうか?





ケンカ売っとんのか?
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by hibinag | 2003-06-24 12:48 | 03.主張