慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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球団合併問題に世の中を憂う

ここんとこ忙しいんで、なかなか日記を書く暇がないんですが、
「オリックス・近鉄合併問題」について、どうしても私見を述べておきたい。

報道にある通り、ほとんどの球団の経営が苦しいのは周知の事実。
それを勘案すれば、この事態は致し方ないように見える。
何かもう決定事項みたいだし。

だが、私が問題にしたいのは、
「スポーツを文化として育む気概があるのか?」ということだ。
様々な実業団スポーツの名門と呼ばれたチームが消滅するたびに思うことであり、
過去にも書いたことがあるはずだが、とうとうプロの世界にまで…
というのが残念でならない。

それにもまして、こんなシーズン真っ只中の時期に、
現場やファンなどまるで無視して平気でこんな話ができるという愚かしさ。
親会社や運営会社の上層部が野球なんて好きじゃないことの証左やね。

今回の事態は、突き詰めると、
スポーツを一つの経営資源としか見ることのできない余裕のなさ
の表れのように映る。
この場合の余裕とは、精神的な部分だ。
決して金銭的な話ではない。

日本の社会はきっと、そういう理屈で成り立っているのだ。
楽しんだり感動したりすることよりも、カネのほうが大切な社会なのだ。
だから、「経営が苦しいならやめてしまえ」という論理が
正論としてまかり通ってしまう。

「儲からないモノは悪」であり、そんなものに固執するのはバカ――。
それは、経営上の理屈としては、全面的ではないにしろ、正しいかもしれない。
しかし、それのみで世の中のすべてを片付けるという思想は極めて危険だと思う。

バブルの頃、企業はメセナなどと称して文化活動に力を入れた。
しかし、バブルが崩壊してしまうと、多くの企業が手を引いた。
つまり企業にとって、というよりこの国にとって、
文化とはその程度の軽くて脆弱なものなのだ。

そして、そういう世の中のあり方を、この国の子供はイヤというほど見て育つ。
それでいて、子供が何か事件を起こせば、「教育が」「ゆとりが」などと慌てふためく。
ちゃんちゃらおかしいで。
自分らでそう仕向けてるんやっちゅーねん。

う~ん、何か言い足りないし、整理もついてないけど、
時間ないので今日はギブアップ。
ただ、コトはプロ野球とか特定の球団だけに留まらないような、
そんなヤな感じがするチューズデイ。
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by hibinag | 2004-06-15 20:12 | 03.主張