慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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ライブドア vs フジテレビ傍論(あるいは暴論)

前々から書こうと思っていた話題。
とはいえ、業務提携だのTOBだの拒否権だの、本筋の話をやったところで、
私自身が破綻するのが目に見えているので(笑)、それは横へ置いておく。

で、私はどっち派でもないのだけれど。
既製の概念や体制に風穴を開けようというのは、大いに結構。
だが、何にでも相応しい「やり方」がある。

今のメディアに付いて回るしがらみを「古いもの」「くだらないもの」と
とらえること自体は何の問題もないのだが、だからといって、
直ちにそれを無視していいことにはならないだろう。

「悪法も法」。それが私の考え方の原則だ。
何の利益もない、あるいは害にさえなり得るひどいルールであっても、
「だから俺は守らない」と自分勝手に決めることは、
その社会に生きる以上、残念ながら「掟破り」でしかない。
悪法だと思うなら、まずそれを改めるとかなくすとか、
そっち方向にパワーを放つのが筋ではないかと思っている。

「そんなこと言ったって、そう簡単には変えられねえよ」と悪態をつくのは、
厳しく言えば「逃げ」であり、簡単に変わらないから何もしないのは、
消極的に受け入れていることにほかならない。
身近な「大人」にちょびっと反抗することや、
夜の校舎の窓ガラスを割って歩くようなことを
「自由」という大仰な言い換えで悦に入ることが罷り通ってしまったりするので、
こういう物言いに拒否反応を起こす人はたぶん多いんだろうし、
かく言う私も、大方の所では「放置による甘受」をしてしまっているわけだが。

堀江氏への批判は、やっていること自体よりも、その「やり方」に向いている。
だから、「カネさえあれば何でもできる」というのは論外にしても、
もうちょっとうまくやるべきじゃないかなあと思う。
去年、旧近鉄球団の買収に名乗りをあげた時、球界の「おエラ方」から
総スカンを食らった図を繰り返しているような気がする。
そのあたり、見通しが甘いというか学習していないというか。
それでなくても、あのビジュアルと喋り方は損してると思うし。
大きなお世話か。

既製の枠組みを壊そうと思えば、まずその枠の中に入るべし。
つまり、既製の土俵にあえて乗るしかないわけで、
外から壊そうとすると「侵略」呼ばわりされかねない。
そうでなくても、旧勢力ってのは、そういう理屈で責めるものだしね。
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by hibinag | 2005-02-23 22:26 | 03.主張