慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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素晴らしき別世界4

~つづき~


<アンコール1回目>
日章旗を手に登場。ステージの端まで行き、盛んに旗を振っていた。その後、ピアノの前へ。

32.The Long And Winding Road
<ビートルズ/Let It Be/1970>
オリジナルは前奏のない曲。軽くピアノを鳴らしてから歌う入り方は、やはり12年前と同じ。スクリーンには、歌詞どおり、長く、曲がりくねった道。

33.Lady Madonna
<ビートルズ/シングル/1968>
ギタリストが、オリジナルではサックスの部分を、ギターで演奏。おお、こんな音も出るのか! って、21世紀に生きてる人間がそんなことで驚いてはいけないが、この曲ができた68年当時に思いを馳せた時、技術はものすごく進歩して、でも、その時と同じ人がステージにいるという事実が、驚きとも喜びともつかぬ感情を沸き上がらせる。

34.I Saw Her Standing There
<ビートルズ/Please Please Me/1963>
「みんな、まだ元気かいっ!?」はこっちだったかも。記憶だけで書いているので忘れました。ほかにも、所々、間違いがあるかもしれません。

<アンコール2回目>
35.Yesterday

<ビートルズ/Help!/1965>
もちろんアコギ1本で。もうこれで聞き納めのような気がして、じっくり聞いた。ギターのピックガードが上に付いており(右利き用)、エピフォンのロゴが入っていた。表面が一部めくれており、相当古そう。ビートルズ時代のやつだったのかな?

36.Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band(Reprise)
<ビートルズ/Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/1967>
37.The End
<ビートルズ/Abbey Road/1969>
最後はメドレーで。

曲に入る前、「もう帰らなくちゃ」に客席のあちこちから「No!」の声。もちろん私も言いました(笑)。

腕時計を指さし、次に手を合わせて、首を傾げながら頬の横に持ってきて、「寝る」ことを表す仕草(「帰って寝る時間だよ」という意味)をするポール。ビートルズの東京公演の時と同じだ。おそらく彼は、何十回、何百回と、この仕草をしてきたに違いない。

そして、ここ10年ぐらい、私が座右の銘にしている「THE END」の歌詞。
”and in the end,the love you take is equal to the love you make”
(結局、君が受け取る愛は、君が与える愛に等しい)
万感の思いでポールと一緒に歌った。

それにしても、ほんとにスゴかったよポール。37曲! 2時間半、ほぼ出ずっぱり! みんな言っていたが、ほんとに還暦なんでしょうか?(笑) 最近の写真を見るたび、さすがにおじいちゃんになってきたなあと思っていたが、ステージに上がると、あんなにも若々しくなるのだ。声も最後まで安定していたし、やはり、ただのおじさんではありません。これがプロというものなのかもしれぬ。改めて感服。

バンドのメンバーと手を取り合い、オーディエンスの声援に応えるポール。その姿を見て思わず「ありがとう!」と叫んだ。叫ばずにはいられなかった。

ポールが元気で、日本に、しかも大阪に来てくれて、もちろん僕らもみんな元気で、ファンクラブからたまたまお知らせが来て、たまたま日曜日の公演があって(東京だったら平日だけだった)。

その前に、20年前、たまたま彼の曲に出会って、好きになって、どんどんのめり込んで、それを20年後の今も好きで、同じように好きでい続けた仲間がいて。

素晴らしい偶然の重なりに感謝。

人波に押されるように、会場の外へ出た。と、出入り口の脇で、例のビニール袋を無料配布!<当たり前だ
あるんやん。そんなオチ、つけてくれんでええっちゅーねん。

帰りはすごい人だった。ライブは9時15分頃に終了したと記憶しているが、梅田に戻った時には、10時を過ぎていた。家の遠い兄貴とCは、残念ながらそのまま直帰。Kと私は焼き鳥屋で1時間ほど飲んで帰った。

帰りの電車で、席に座ってパンフを眺めていると、向かいの席に座った夫婦らしき男女も、同じ袋を持っていた。「あの曲は、やらなかったね」などと話している。

ここにもまた、素敵な異空間体験をした人たちがいる。私は、その声を聞くとはなしに聞きながら、パンフを眺め続けていた。
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by hibinag | 2002-11-17 23:56 | 05-1.Beatles