慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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素晴らしき別世界3

~つづき~


※< >内は、発表時のアーティスト名/収録アルバム(またはシングル)/発表年

01.Hello Goodbye
<ビートルズ/シングル/1967>
オープニングは67年のビートルズのシングル曲。紅茶のおいしい喫茶店は出てきません(笑)。今、「公文式」のCMで使われているナンバー(あれは誰かのカバーだが)。そういえば数年前、ポール自身も公文式のCMに出てたなあ。

キーもテンポもオリジナルどおり。よく声が出ている。そのへんどーなんだろうと気になっていたのだが、まったく問題なし。スゴイわやっぱ。

02.Jet
<ポール・マッカートニー&ウイングス/Band On The Run/1973>
ポールのライブではお約束の曲の1つ。終了後、最初のMC。「オオサカ! モウカリマッカ!?」に場内爆笑。

私が散々コキおろした例のポール特番で、FM802DJの中島ヒロトが「9年前の福岡で”ノットウヤ!?”って言ったらしいから、大阪では”モウカリマッカ!?”って言うんじゃ?」と発言していた。それを聞いて、「アホなことを…」と思っていたのだが、ほんまに言うたでおい! しばし呆気にとられ、「ぼちぼちでんなあ!」と返すタイミングを逸した。つか、大阪でそんな挨拶してる人に、私はまだ会ったことがないんですけど(笑)。

ポールはとにかくサービス精神旺盛というか、ショーマンシップというか、客が喜びそうなことを、時にはくどいほどやりたがる人で、きっと事前に、大阪での「挨拶」を聞いておいたのだろう。その後もことあるごとに、「マイド!」「オオキニ!」を連発していた。最初のうちはウケていたが、そのうち「マイド、好きやなあ」という反応に。さすがのポールも、大阪人が笑いに厳しいことまでは知らなかったようだ(笑)。

ちなみに、初めて「マイド!」と言った時、私が「おおきに!」と返したら、周りの4、5人にウケた(笑)。やっぱ、礼儀として、振られたら返しとかないとね(笑)。最初しくじったしさ(笑)。

03.All My Loving
<ビートルズ/With The Beatles/1963>
2番で、私はコーラスのメロを歌った。つまり、ポールとハモった(笑)。

04.Getting Better
<ビートルズ/Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/1967>
「ステージで初めて演奏するんだ」とポール。ややテンポを落としていた。この曲を初めて聴いた20年前を思い出し、それを今ライブで聴いているのかと思うと、感慨深かった。

今回のステージでは、スクリーンにMCの日本語訳を出すという新しい試みがあり、ポールがそれを説明。

どのタイミングだったか忘れたが、「ライブであることを証明しようか? 今から翻訳のスタッフが知らないことを言うよ」と振ると、スクリーンに「僕が飼っている猫の毛は緑色」と字幕。で、少し遅れてポールが「MY CAT…」(笑)。訳、先出とるやん! とツッコむところだが、おそらくわざとだろう。

いずれにせよ、あらかじめ決まったことを言っていたのか、本当に同時翻訳して文字入力していたのかは不明。

05.Coming Up
<ポール・マッカートニー/McCatney II/1980>
MCは「Everybody,boogie-woogie」。オリジナルよりはアップテンポだが、12年前、東京ドームで観た時と同じぐらい。アレンジもほぼ同じ。

06.Let Me Roll It
<ポール・マッカートニー&ウイングス/Band On The Run/1973>
これはウイングス以来の演奏では? 最初、レコードで聴いた時、声がどうしても沢田研二に聞こえた私は何なんでしょう?(笑)

07.Lonely Road
08.Driving Rain
09.Your Loving Flame

<ポール・マッカートニー/Driving Rain/2001>
この3曲が例の最新アルバムの曲。兄貴とCは聴いてこなかったらしい。私は朝からこの3曲だけをリピートして聴くという、一夜漬けにもならない超浅漬けで予習していたので、そこそこ楽しめた(笑)。つか、1曲ずつ切り出して聴いてみると、悪くないんだよね。それを再発見しただけでも収穫。

でも、周囲はやっぱ、固まってる人が多かったな(笑)。着席しないだけマシか。

09では、ポールは「これは素敵なヘザーの曲だよ。そう、オクサン!」と最後は日本語で。12年前の東京ドームでは、今は亡き前妻を紹介する時、「ウチノカミサン! リンダデス!」とやって拍手喝采を浴びていた。

10.Blackbird
<ビートルズ/The Beatles/1968>
「ここからは僕と君だけの時間だよ」とMC。ポールがアコギ1本で歌うコーナー。バンドのメンバーは退場。

「この曲を作った頃、アメリカでは黒人の市民権問題が起こっていたんだ」と言った後、また日本語で「ジンケンモンダイ」。いろいろ覚えてきたんやなあ。つか、この曲をわざわざ取り上げるあたり、そうしたことについて訴えたいという思いがあったのだろう。

11.Every Night
<ポール・マッカートニー/McCartney/1970>
これもアコギ1本でしっとりと。高校生の頃、兄貴の家で、私がギターのコードを鳴らし、兄貴がベースでアンサンブルしたことがある。その時のベースは今、まったく使われないままで、わが家にある。ああ、もったいない。

12.We Can Work It Out
<ビートルズ/シングル/1965>
これもアコギで。ビートルズのシングルとしては地味なんだろうけど、私は好き。このあたりからビートルズがアーティスティックになってきた気がする。アルバムには入っていないが、ちょうど「Rubber Soul」の頃。スティービー・ワンダーのカバー・バージョンもカッコいい。

13.You Never Give Me Your Money
14.Carry That Weight

<ビートルズ/Abbey Road/1969>
この2曲はメドレーで。サイケ調に彩られたエレピを演奏しながら歌う。もともと14の一部に13のメロが使われているので、メドレーも何ら違和感はない。

15.The Fool On The Hill
<ビートルズ/Magical Mystery Tour/1967>
引き続き、サイケ調エレピで。12年前、同じエレピを弾きながら歌い、その時は、歌詞に出てくる”round,round,round,round…”で、ピアノごと回っていたが、今回は回らなかった。前にやった時、酔ったんだろうか?(笑)

代わりにというか、オリジナルの「MAGICAL MYSTERY TOUR」のワンシーンを後ろのスクリーンに映し出し、最後はポールの目のアップで埋め尽くされた。ちょっと気色悪かった(笑)。

16.Here Today
<ポール・マッカートニー/Tug Of War/1982>
再びアコギ1本で。ジョン・レノンに捧げる曲として82年の「TUG OF WAR」で発表。物悲しい曲調と「you were in my song」の歌詞に、ちょっとウルッときた。

17.Something
<ビートルズ/Abbey Road/1969>
このツアーで取り上げた、自作でない唯一の曲。間もなく1周忌を迎えるジョージ・ハリスンのビートルズ時代のヒットナンバー。ジョージが得意だったウクレレを手に歌う。ちょっと不思議なテンポだった。

終わってから「ジョージがいたら、”違うよポール。こうだよ”って言うよ」と言って、アタマの部分をアップテンポで演奏。「こんなの、できないよ」という表情と仕草で、途中でやめた。

18.Eleanor Rigby
<ビートルズ/Revolver/1966>
ここから、再びバンド編成に戻る。クラシカルな重々しい曲で、後ろのスクリーンにも、オーケストラのような映像が映っていた。

19.Here There And Everywhere
<ビートルズ/Revolver/1966>
私がギターを触り始めた頃、初めてトライした曲の一つ。コードが簡単だったので、って私のことは別にいいですか?(笑)

20.Calico Skies
<ポール・マッカートニー/Flaming Pie/1997>
大阪ドームだけの特別演奏らしい。確かに、先日掲載した東京ドームのセットリストにはなかった。でも、なぜこの曲なのかは不明。

ま、でも嬉しいじゃないですか。97年のアルバム「FLAMING PIE」収録曲。私のイメージは「教会」なんですが。

それにしても、こういう小曲を作らせたら、ポールはほんとにうまいね。

21.Michelle
<ビートルズ/Rubber Soul/1965>
「フランスに行こうかぁ?」という日本語MCでスタート。スクリーンにはフランスの町並などの風景。

22.Band On The Run
<ポール・マッカートニー&ウイングス/Band On The Run/1973>
久々にライブのお約束曲。こういう変化と起伏に激しい曲も、またうまい。発表からもう30年になるけど、ちっとも色あせない。

23.Back In The U.S.S.R.
<ビートルズ/The Beatles/1968>
これもライブではお約束かな。ジェット音のSEが聞こえてきただけで歓声が上がった。コーラスがビーチボーイズのパロディーで盛り上がるし、演奏もしやすいのか、カバーもよくされてます。で、スクリーンには「ソ連」らしき映像が。

24.Maybe I'm Amazed
<ポール・マッカートニー/McCartney/1970>
これもライブでは定番の曲だが、なぜか日本では初登場。聞けて嬉しかった。ラストのアレンジも、私の好きなパターンだったし。

25.Let'em In
<ウイングス/Wings At The Speed Of Sound/1976>
これは、結構地味な曲だと思うんだけど、日本で人気が高いのか、よく演奏されるみたい。

26.My Love
<ポール・マッカートニー&ウイングス/Red Rose Speedway/1973>
「リンダに捧げる曲です」とMC。またウルッときた。こういうのがサラッとできるのって、素敵だと思う。

27.She's Leaving Home
<ビートルズ/Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/1967>
バンドのメンバーが「ポール自身、このツアーで初めてやる曲だよ」と紹介。「Getting Better」もそうだが、「Sgt. Pepper's」の頃は、ビートルズはツアーをやめていたので、ステージでは初めてのものが多くなる。でも、その事情を知っている者としては、逆にそれが妙に感慨深い。ドラマーの大男が、前に出てきてコーラスに参加していた。

28.Can't Buy Me Love
<ビートルズ/A Hard Day's Night/1964>
「みんな、まだ元気かいっ!?」と日本語で。終盤、疲れてくる頃だけに、見透かされた感じで面白かった。つか、ポール自身も疲れてきてたかも(笑)。

29.Live And Let Die
<ポール・マッカートニー&ウイングス/シングル/1973>
マグネシウム焚きまくりの派手な演出は、ウイングス時代からのお約束。最後にドカーン! と上がった後、立ち上がり、演奏していたピアノにもたれかかって、両手を広げたり(いわゆる「Oh,no」ポーズ、って何がいわゆるなんだか)、立ち込める煙を手で払う仕草をしたり、胸に手を当ててしかめっ面をしてみたり。「心臓に悪いよ」とでも言っている感じで、相変わらずの茶目っ気が微笑ましかった。

30.Let It Be
<ビートルズ/Let It Be/1970>
私とビートルズとの出会いの曲。Kが、ある日の音楽の時間、授業が始まる前にピアノでこの曲の前奏を弾いた。それがすべての始まりだった。そのKは今、私の隣りの席にいる。20年が、一気に駆け巡る。不思議。

31.Hey Jude
<ビートルズ/シングル/1968>
これもお約束のオーディエンス大合唱。「Only men! オトコダケ!」「オンナダケ!」と客を煽る。女性客だけに歌わせている間は、片手を腰に、もう一方を頭の後ろにやり、腰をくねらせ「セクシーポーズ」。最後、客席を指さしながら「You're great!」を繰り返すのは、前と同じ。

私は、ここまでですでに歌い過ぎ叫び過ぎで、肝心の時に声が引っ繰り返りそうでした(笑)。でも、正直、大合唱は、12年前のほうが感動したな。前回は初めてだったのと、今回はそれを知っているだけに、期待し過ぎてたのかも。

ここで「第1部」終了。


~つづく~
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by hibinag | 2002-11-17 23:57 | 05-1.Beatles