慌てなくていい。急がなくていい。前を向いて、少しずつ。地に足つけて、一歩ずつ。


by hibinag
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これだから、やめられない



未発表に終わったビートルズの幻のアルバム「GET BACK」。このジャケットは世に出ることはなかったものの、出すつもりで製作された正式なジャケットだと信じられてきた。私もそう思っていた。

ところが、最近発売されたアルバム「LET IT BE...NAKED」をネタに出版された本に、我々ファンからすれば驚くべきことが書かれていた。

当時、バンドのロード・マネージャーを務め、今もビートルズのビジネスに携わる
ニール・アスピノールがごく最近になって

「ジャケットは作られていないし、構想すらなかった」

と発言したというのだ。

じゃあ、あのジャケットは何なのかと言えば、
「おそらく、後に海賊版業者か誰かが勝手に作って、
『幻のジャケット』とでっち上げたのだろう」
とのこと。
途中でアルバムのタイトルが変更になった際の校正指示が入ったものもあるのだが、
それが本当なら、随分手のこんだ悪戯だと言わざるをえない。

その記事の筆者は、「証拠」として、

1.出来上がってもいないレコードのジャケットを作るはずがない
2.裏ジャケットが存在しない
3.レコードの製作時期と写真のメンバーの風貌が一致しない


という3点を挙げていた。う~む。
1、2については何とでも言える類のもので、根拠としては弱いが、
3は確かに説得力がある。

つーか、何で今まで気づかなかったんだろう。
言われてみればその通りで、
リハーサルやレコーディング風景を撮影した映画「LET IT BE」では、
このジャケット写真のように、ポールは髭をたくわえ、ジョンは生やしていない。
一方、「GET BACK」のジャケットに写っているジョンは髭ヅラ、ポールは髭なし。
これはおそらく、半年ほど後のフォト・セッション時、あるいは同時期のものだろう。

やられた。盲点だった。いや全くの不覚。
これぞ「バカの壁」か。
キーッ!<悔しがっている(ハンカチの端をかみつつ)

しかしまあ、この件に関してはメンバーは関与してなさそうだけど、
こういうことが次々に出てくるから、何十年たっても面白いねんなあ、ビートルズは。
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by hibinag | 2003-11-20 20:02 | 05-1.Beatles